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うちゅうじゅんこうしん

地球で生きづらい27歳うちゅう女子の交信ツール

観覧車に二人で乗れたんだ

待ちに待ったデートの日は
寒くて
でも楽しくて
言葉も文化も違って
戸惑うこともあるけれど
面白かった
楽しいより興味深い
そんな感じ

まだ出会ったばかりだし
わからない
これからまた会うのか
もっと一緒にいたいのか
それとも音信不通になるのか
自分次第だ


この先人を好きになり
愛せるのか不安だ
もうこの世にはいない人との
思い出を上書きしたくないのかもしれない


恋とか愛とか
わからないけど
一人の人と向き合ってみたい


桜のように
きれいに
いさぎよく散るのか
楽しみでもある

ただひとつ言えるのは
戸惑いながらも
思い出してる
それはさびしさからくるのか
相手が好きだからか
わからない

ひとめぼれした相手と
デートするっていう
経験がなかったから
戸惑った

すんなりいくと
じらしたくなるね

チケット買ってくれたり
飲み物買ってくれたり
コーヒーいれてくれたり
優しかったな

最後は気まずくなってしまったけど
心の準備ができてなかったということで

警戒心をもっと持って
ちゃんと気持ちを伝えようと思う

年下ということもあって
油断してた
あと宗教もあるし
でも彼は信じてないから

そして私は完全に
女じゃなかった
女の子らしい格好じゃないし
化粧もしてないし
女として見てほしくなかった

女に変身したら
恋も進むかもしれない

切りかえができていないと
戸惑うし
むしろ嫌悪


女として見られたくない時に
女として見られると
一気に冷める


友だちとして
一人の相手として
私をみてほしい


男の人は好きだけど
スキンシップは軽い感じで
お願いします

もしかしたら
性的少数者かもしれない
あまり望まない関係


でもまだわからない
恋に臆病なのか
男の人とのぞまないのか
女としていたくないのか
わからない

女としていたくないけど
完全に乙女なんだろうな
優柔不断になるし
寝不足だし
いろいろ考えてる


これからどうなるか
わからないけど
勇気を出して
お互いの気持ちを伝えたりして
少しずつわかりあいたい

観覧車も一緒に乗れたし
子どもの時に母と乗れなかった観覧車
一人でさみしかった
地上にいる母を眺めながらの観覧車
誰ともしゃべれないし
なんだかこれからの未来をあらわしていた
今は母が私を上から眺めているのだろうか

観覧車は回数券で乗れて
私にもっと他の遊具も乗って欲しいからと
母の分をケチって
一人で観覧車に乗ったんだ
一緒に乗ったのかな
でも覚えているのは一人で乗ったこと
そうじゃないんだよ
一緒にいてほしいんだよ
一人で乗っても面白くないから

だけど娘の乗る観覧車を眺める母は
どう思っていたのだろうか
一緒に乗りたかったのか
乗りたくなかったのか
それさえも聞けず


一緒に生きたかったのか
いたくなかったのか
わからず


今、この世界で私は一人で生きている
終わりのない観覧車をぐるぐる
周り続けている


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うちゅうじゅん