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うちゅうじゅんこうしん

地球で生きづらい27歳うちゅう女子の交信ツール

食べ放題と流動食

食べ放題なうだ
ディナーだから2000円いかないくらい
残念ながら元がとれそうにない
スーパーの半額何日分だろうか
だが、あったかいご飯が食べれて
自由に選んで食べることができる

この自由に選ぶということに対しての
対価を払っているのではないか
だから元はどうでもよくなる
損得とか気にしていたら
おいしいものもおいしくなくなるし
めんどくさい生き方だ

むしろ自由になんでも食べられるなら
安いくらい
一人で食べるの楽だ
しゃべらなくていいし
気をつかわなくていいし
少しさみしいけど
慣れた
あと入りにくさも
堂々としてきた


ばぁちゃんの夕飯の介助をした
流動食

うん
得体の知らない味
おいしくはない

だがばぁちゃんはペロリとたいらげる

食べたいもの食べられるって
幸せなこと
固形物が食べられるのも幸せだ

ばぁちゃんは今いろんなことを見せてくれている

生まれたばかりの子がなにもできないように
離乳食からはじめるように

天に近い存在はなにもできないように
離乳食にもどるのだろうか

なにもできないようになることで
誰かに頼り甘えることができる

いいことばかりではないが
神に近い存在だ

家族が入院しているとうことにも
慣れたのかもしれない
どこかでもしもと思っていたりもするが
やっぱり長生きしてほしい

だけど
痩せ細った体
皮だけのような足を見るたびに
なぜか涙があふれるんだ


今日は手のリハビリをした
一緒にグーパー、ピース。
どうやら左が動きづらいらしい

おばぁちゃんどうしてるって?
おばぁちゃんあなただけど…
そしたら通じたらしく
私のおばぁちゃんだってさ
おーい
おばあちゃんのおばあちゃんって知らんがな
私は一体なにもの?
未来から来ているわけ?
でもおばあちゃんのおばあちゃんに会ってみたい気もする

パラレルワールドがあるとしたら
タイムマシンがあるとしたら

できることあるけど
今あることを後悔ないように
選択していきたい


食べ放題とは違う

人生を自由に選択できるという
幸せを胸に刻んで


20:11
うちゅうじゅん